この世の全てのモノは借り物だ

ニート的ミニマリスト幸福論

この世の全てのモノは借り物だ

なぜモノを最小限にして暮したいのか。


ミニマリストの生き方に違和感を持つ人も多いと思う。


僕も元々はモノをいっぱい持っていたし、今も最小限とは言いがたい量のモノが家にある。


もちろんスッキリした空間で生活したいということもあるけど、僕の場合、一番大きいのは「モノは墓場に持っていけない」からだろうか。


仮に僕がお金をいっぱい持っていて、モノをたくさん買えたとしても、僕はいつか必ず死ぬんだから、死んだらほとんど全て不要になる。


そう考えると、いつしか「この世の全てのモノは借り物だ」「所有なんてものはない」と考えるようになった。


だからこそ、買いたいモノを存分に買って楽しむという人がいてもいいと思う。


でも僕はそこでどうしても寂しさを感じてしまい、死を受け入れるためにモノを捨てたくなる。


そう、僕は自分が死ぬのが怖くて少しでもそれを受け入れるためにミニマリスト的な生き方をしていると思う。


もっというと、より身近に死ぬことを感じるため、死を身近に感じて生きるためだ。


そうやって毎日生きていると、自分がたった1回の人生でやりたいことに注力して生きられる気がする。


いつ死んでも少しは納得して死んでいける気がする。


もちろんこの考えが正解だという気は無いけど、とりあえずは今のままかけがえの無い時間を大事にしていきたい。