この世の全てのモノは借り物だ

ニート的ミニマリスト幸福論

子育てでは夫婦関係が一番大事

最近「イクメン」という言葉を聞かなくなったように思う。


男性の育児が当たり前になってきてイクメンという言葉が不自然に感じられるようになってきたのだろう。


「家族サービス」という言葉も今では古臭い。


男性の子育てが当たり前になってきた今、子育てにおいて何が一番重要なのだろうか。

 

シングル以外の場合でいうと、それは夫婦関係だと思う。

 

なぜかというと、夫婦関係さえ良好なら全てが上手く回るからだ。


子育ての目標を「子供が幸せな人生を歩める人間になる」とするとして、その目標達成に必要なリソース(お金や親の関わり等)とリスク(子供の病気や怪我等)がある。


親としてはできるだけ効率よく必要なリソースを子供に供給してリスクを回避(予防と最小化)する必要がある。


もし夫婦関係が良好であれば、お金が無くても病気になってもリソース供給とリスク回避を守れる可能性が高い。


片方が病気になっても、もう片方が稼げばいい。


意思疎通も良いだろうから、お互いのできることできないこと、得意不得意を効率よく運用できる。


でも夫婦関係が悪ければ、何かあれば一気にリソース供給とリスク回避が破壊されて子供にシワ寄せがいってしまう。


つまり子育ては子供第一ではなく、配偶者第一だということになる。


お父さんとお母さんの仲が良い、これを死守できていればひとまずは安心だと思う。


お金や社会的地位がなくなっても良好な夫婦関係はどうすれば構築できるのか。


それは「ありがとう」と「ごめん」を言葉にして伝えるだけでいいと思う。


「ありがとう」と「ごめん」というと簡単に思うけど、仕事相手ではなく夫婦間で適切なタイミングに言葉にできている人がどのくらいいるだろうか。