この世の全てのモノは借り物だ

ニート的ミニマリスト幸福論

働き過ぎは健康に悪い

働き過ぎは健康に悪いというのは当たり前のことだ。

 

それが分かっていても働き過ぎずに幸せな生活をしている人は少ないのかもしれない。

 

理由はお金が必要だからだ。

 

そしてその理由は曖昧だったりする。

 

本当にそのお金は健康で若い時代の時間を犠牲にしてまで稼ぐ必要のあるお金かどうか。

 

その精査は案外どんぶり勘定だったりするだろう。

 

若い世代のコスパ重視傾向を批判するオッサンがいて、本当に良いものを知らないのにコスパなんて分からんだろう、高価な本当に良いものを知れ、とか言うらしい。

 

時計だったらロレックスを知らずに時計のコスパを語るなとか、銀座のクラブを知らずに飲み屋を語るなとか。

 

こういうオッサン世代を見ると本物のバカだなと思う。

 

今の若者のコスパとは、もっと根本的な費用対効果のことで、例えば時計の本来の役割を考えればスマホで足りるから時計は買わないとか、飲み屋で不味いツマミに数千円払いたくないからその金で美味しいごはん屋に行こうとか、そういう意味だ。

 

こういうオッサン世代に、働き過ぎは健康に悪いから仕事はほどほどにして残りの時間は好きなことします、と言っても理解はされないだろう。

 

オッサン世代が今後変わることは無いから、オッサンの変化に期待してはいけない。

 

やるべきことは、静かに、気づかれないように、奴隷のフリをして、自分の時間を確保していくことだ。

 

レジスタンスのようにジワジワと蝕んでいこう。

 

決起にはまだ早いと思う。

 

でも仲間は今どんどん増えている。