この世の全てのモノは借り物だ

ニート的ミニマリスト幸福論

某日ナンパ記録2

【お姉さん系OL】

今回は堂々と落ち着いた態度をすることと、ガンシカを楽しむことを目標にした。

凄く色っぽい綺麗なOL風のお姉さんが歩いていたので思わず声かけ。

結構早足で急いでる。


「すいません、こんにちは」

ガンシカ。

こちらを全く見ないので再度

「こんにちは」

こちらをチラッと一瞬見て、ガンシカ。

「今日は待ち合わせですか?」

ガンシカ。

いつもならここで撤退するのだが粘ろうと思い

「やっぱり怪しいですよね。いきなり声かけたら。」

ガンシカ。

「もしかして仕事帰りですか?」

ガンシカ。

ここで、信号に着いてしまい、信号待ちで声かけ続けるのはどうかなと思い、放流。

信号待ちで声かけ続けてもいいものなのかな?

ナンパ後に思いついたのは、せっかく声かけ前に歩いてる姿を観察して、急いでるなー、と様子を捉えていたのだから、声かけ後に

「急いで歩いてますね。」

「待ちあわせですか?」

「待ちあわせ場所分かります?」

と聞くほうがよかったと思う。

こういう聞き方をすれば、待ちあわせ場所が分からなければ、こちらに質問してきたかもしれない。

待ちあわせでない場合も、そのままガンシカしていれば他の用事があるのだと想像できる。

実はこのことは声かけした時に少し思いついていたのだけど、今回はある程度セリフを作って行ってしまっていて、それに囚われて中途半端なガンシカ崩しになってしまった。

声かけの場面にセリフが全然合ってないと分かっていたのに、セリフを無理やり言おうととしたのも不自然になった原因だった。

よく達人のナンパ師は、自分と同じやり方をしても同じ結果にはならないという。

人にはそれぞれ個性があって、その人に合ったやり方でやらないと良い結果にはならないらしい。

僕の場合は、事前に用意したセリフを言う(ルーティンという)よりも、その場で感じだインスピレーションに頼るやり方のほうが合っているのかもしれない。

僕は小さい頃から劇とかであらかじめ決められたことを言うのが苦手だった。

いざセリフを言う時にセリフが頭から飛んでしまい、ドモったりかんでしまったりしていた。

反対にアドリブというか、結婚式のスピーチとかでもその日感じたことを元にアドリブも交えてしゃべったりするほうが気が楽だった。

でも、あらかじめ決められたことをスラスラ言えるけど、アドリブが苦手という人もいる。

ナンパも同じなのかもしれない。

しかし分かってはいたけど、ナンパはなかなか上達しない。

今日の目標も全然達成できなかった。

綺麗なお姉さんにガンシカされるのは僕のガンシカ崩しの下手くそさが原因だから納得できるとして、ナンパが少しも上達しないことに腹が立ってきた。

ナンパ師の人がブログで、ナンパはできるようになるまではキツいよ、血へど吐くよ、みたいなことを言ってたけど、それは本当だった。

かなり精神がえぐられている。

手応えが全くないからモチベーションが下がっている。

目的があるにしても、だいぶ辛くなってきた。

でも、その目的や志は間違っていないと思うのでとりあえず今は続けようと思う。