この世の全てのモノは借り物だ

ニート的ミニマリスト幸福論

ナンパしてから起こった変化3

【腕組みと足組みをしなくなった】

以前は、腕組みと足組みを頻繁にしていた。

自分で自覚していないだけで

何か精神的に負荷がかかりそうなときは必ずしていたと思う。

腕組みと足組みをすると気持ちが楽になる。

今考えれば、心臓と股間という弱い部分を腕と足で覆うことで自分を守ろうとしていたのだと思う。

弱い自分を隠す防御態勢だった。

ナンパを始めてからは、会社や家庭などの普段の環境は身を守るほどの危険はない、と思うようになった。

それから、仮に何か言われたりされたりしても

危害を加えられる可能性はほとんどないのだからと

ビクッとならずに冷静に受け止めることができるようになった。

ナンパに応じてくれる女の子も普段の周りの人たちも、実は皆優しい。

ときどき変な人もいるけど、そんな人は少ない。

恐れることは何もない、そう思えるようになった。

 

【駅員さんに質問できるようになった。】

僕は駅員さんに乗り継ぎとか道順とかを質問することができなかった。

恥ずかしいし、めんどくさいと思っていた。

でも今自分の内面を冷静に観察すると

質問するときにドモって見下されるのが嫌だから。

雑な対応をされたりして気分が悪くなるのが嫌だから。

という自分勝手な理由だったことに気づく。

なにより、自分に自信が無いから

教えてください。という毅然とした態度を示すことができないと思い込んでいた。

ナンパしたからは

まずスイマセンと声かけして

次に、教えてほしいという態度をきちんと示すようにした。

そうすると、駅員さんは「なんだろうこの人」という顔から

「この人は何か教えてほしいんだな、どうぞご質問ください」という顔になる。

考えてみれば当たり前だ。

駅員さんも毎日いろいろな人に対応していて、時には暴力を振るう客もいる。

最初は当然こちらがどんな人間なのかと疑っている。

だから、こちらが友好的な人間であるという態度と言葉をハッキリ示す必要がある。

こちらが先に示せば、相手も示してくれる。

コミュニケーションには方法がある。

まだまだ知らない方法がありそうだ。


いずれにしてもナンパしたときのプレッシャーや精神的ダメージに比べれば、日常生活のささいなことは屁みたいなものだ。

ナンパは精神的にキツい。

もちろん自分が楽しいから続けているんだけど、

自分のコミュ力向上のためと、同じように低スペックで苦しんでいる人のために、ナンパがいいきっかけになるかもしれないという希望を持ってやっているけど、こういうとき、読者になってもらったり、反応をもらえると、実は涙が出るほどうれしい。

僕も当然低スペックで弱い人間だということを再認識する。

見ていただいている方、いつも見てくださってありがとうございます。