この世の全てのモノは借り物だ

ニート的ミニマリスト幸福論

ニート脱出時の仕事

ニートを脱出するために始めた仕事は事務系のアルバイトだった。そのあと契約社員になり今も続けている。社内には契約社員の上に正社員という地位があるけど契約社員社会保険に加入させてもらっているので違いはよくわからない。アルバイト期間は社保なしだった。僕は偉そうにアドバイスできる人間ではないのだけど、ニートを脱出したい人はアルバイトに応募してみるだけでもメリットはあると思う。僕はその時20代後半だったし何度も落ちたけど、アルバイトの面接は通常の正社員の採用面接のような緊迫した雰囲気ではない場合が多かった。会社側もいつでも解雇できるアルバイトの採用は気楽にやってる印象だった。なのでこちらも自分の力量の無さをさらけ出してわりかし気楽に働きたい意思を伝えることができたと思う。それから仮に落とされても気楽に応募してみたアルバイトの面接だから心のダメージも少なかった。そのうちの一社の面接が圧迫でもなく優しすぎるわけでもない感じで、ちょうど新しい仕事にとりかかる時期で安い人手がほしくてアルバイトを一人探していて採用してもらった。内定後に働く決断をした理由は、なんとなく自分と波長が合いそうだったからという完全に感覚だけど、もうその時の僕には何が何やら分からなくて時給とか勤務地とか関係なく自分がいても浮かない雰囲気の会社で働きたいという希望を優先して、その雰囲気で決めた。働く上で何を重視するかは人それぞれだけど、僕のようなニート気質の人間は一緒に働く人や社内の雰囲気で選ぶやり方が結果的に良かった。